アレクサンダー・シトコヴェツキ(ヴァイオリン)
1983年にモスクワの著名な音楽家の家系に生まれる。8歳のとき、ソリストとしてフランスのモンペリエ室内楽合奏団と共演しデビューを果たした後、同じ年にユーディ・メニューイン音楽学校の生徒として招かれ、ナターリア・ボヤルスキ、フー・クン教授に師事。その後も英国王立音楽院にて、フー・クンに師事を続ける。現在はパーヴェル・ヴェルニコフに師事している。現在は主に英国で活動している。 1990年にモスクワで出会ったときから、メニューイン氏はアレクサンダーに深い感銘を受け、学生時代を通じて彼を支援し続けた。ふたりはフランスとベルギーでバッハのヴァイオリン二重協奏曲を、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿でバルトークのデュオを共演した。1996年には、ブダペストでメニューイン指揮の下、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏した。 ラジオ・フランス音楽祭(モンペリエ)、オルデンブルグ音楽祭、フェルビエール音楽祭及びアカデミー(スイス)、トスカーナ太陽の音楽祭(コルトーナ/イタリア)、ユトレヒト音楽祭、メクレンブルグ・フォアポンメルン音楽祭およびユリア・フィッシャーとその友音楽祭(ドイツ)など、ヨーロッパ中の多くの国際音楽祭に出演している。 ロンドン王立フェスティバルホール、クイーン・エリザベスホールおよびウィグモア・ホール、サラ・ヴェルディ(ミラン)、パレ・デ・コングレ(アンティーベ)などヨーロッパ中の著名なコンサートホールにソリストとして招かれており、イスラエル、ハワイ、モスクワなどでも活動を行っている。また、ストラッド誌の「新世紀のスターたち」に選ばれている。2007年の2月には、BBCテレビのドキュメンタリーである「チャイコフスキー・エクスペリエンス」にソリストとして取材され、BBC Twoで放送された。 エンジェル・レコードから2枚のCDがリリースされている。2004年1月にリリースされた2枚目のCDには、バッハ、メンデルスゾーン、パヌフニク、武満徹が収録されており、満場一致の好評価を得た。また、Orfeoによってディノラ・ヴァルシとシュトゥットガルト室内管弦楽団と共にメンデルスゾーンの二重協奏曲を録音、Deccaのもとでユリア・フィッシャーとセント・マーティン・アカデミーと共にバッハの二重協奏曲を録音している。 ユリア・フィッシャー、ミッシャ・マイスキー、ベラ・ダヴィドヴィチ、ドミトリ・シトコヴェツキ、ジュリアン・ラクリン、ジャニーヌ・ジャンセン、サラ・チャン、ナタリー・クライン、ポリーナ・レスチェンコ、ジュリアン・ブリス、マキシム・リザノフ、セバスチアン・クリンガー、ミヒャエル・ザンデルリングなど、今日の最も重要な室内楽奏者たちと共演している。 2008年、アムステルダム・コンツェルトヘボウにおいて、ヤコフ・クライツベルクが指揮するオランダ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で協奏曲デビューを果たした後、直ちに2010年度シーズンの公演に再招聘されることになった。モンテレー交響楽団およびエクアドル国立交響楽団との共演でバンコク・デビューを果たし、英国をはじめヨーロッパ各地の芸術祭に出演しリサイタルを行うなど世界中で活躍している。 2009年から2010年には、BBCコンサート・オーケストラ、エクアドル国立交響楽団と再共演する。また、ベアルンのポー交響楽団、ドイツのハイルブロン室内交響楽団とのデビューが決まっている。






